書籍・雑誌

2011年5月11日 (水)

藤原正彦さんの「日本人の誇り」読まれましたか?

文字通り氏の渾身の作と思いました。sun

多くの人が、先行きを悲観せざるを得ないこの国の今日的状況の根底に潜む、戦後日本の根本的な誤りをこのように明快に語ってくれた出版物が果たしてどれだけあったろうか。leo

アメリカをはじめとする戦勝国の罠にいとも簡単に嵌ったまま、自分たちの大切な歴史を忘れ、自己主張することもなく、ひたすら謝り続けるしか能のない哀れな日本人・・・sad

日本人は自国の近現代史をまともに学ぶことを回避してきた世界でも稀有な民族と成り果てていたからこそ、今日の社会全般にわたる停滞と閉塞感から立ち直る糸口も見出せないのだと思う。sign05

戦後の日本を指導する立場に立たされたのは、官界、教育界、マスコミ、大学や教育界にせよ、戦中の思想弾圧を受けた人たちであり、大内兵衛、宮沢俊義etc.綺羅星のごとき人たちが戦後の枠組みをつくったといわれている。当時は社会主義や共産主義に対しての信頼や信仰的期待が大きく、目的が正しければその手段に嘘や偽りがあっても大目に見たいという傾向があったと思う。嘘で固めた証拠(田中メモランダム、南京30万虐殺の証言、従軍慰安婦etc.)を持ち出してでも、日本が完全な悪でアメリカ、ソ連、中国はまったくの善という図式を茶番劇である東京裁判で認めさせるという人類史に残る暴挙に対しても、当時の最高知識人たちは嘘と欺瞞と知りつつも、戦前のわが国の過ちを反省することを第一義とし、連合国側の犯罪性はあえて議論してこなかった。footもちろん、占領軍の7年に及ぶ徹底した思想統制、言論マスコミ統制、恐るべきプロパガンタに洗脳された愛すべきわが国民こそ哀れなのだが。

先の戦争は日本だけが悪くて、連合国は善であった。などととんでもない大嘘が国民一般の常識となってしまった。これにはアメリカの今日にも続く恐るべきコントロールが文部省や財務省、外務省、大手マスコミに張り巡らされて、東京裁判史観を根底から覆すような試みにはヒステリックな反撃が加えられてきたために、とうとう今日までこれを改めるにいたることはできなかったというのが真実だと思う。bud

一人でも藤原正彦氏の「日本人の誇り」を呼んで信実に目覚めることができなければ、日本の復興など戯言でしかないものと思うのだ。lovely